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アスカが目の塗装に入ったので、塗料の乾燥時間を利用して次のキットに着手します。
最近古いキットしか作っていないので、今回は新しめのやつを。

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Echo 1/8 かのこん 源ちずるです。2009ワンフェス夏に販売されたキットです。
原型師はしけたうどんこさん。造形の可愛らしさ(とおっぱい)につられて購入しました。

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パーツは14パーツ。個人ディーラーですが、すばらしく抜きの質が良いです。
気泡は極わずか、一部パーティングラインはサーフェイサー吹かないと判別できないレベルです。

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さっそく軸打ちして仮組みしてみました。
接地面の足にかなりの負荷が。しかもビス止め出来るか微妙な太さ。

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しっぽのパーツです。太いので結構重くなおかつ付け根が細くなっています。
真鍮線を挿す深さもそれほど取れません。強度的に不安があります。

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シャツはキャストオフ出来る仕様のようです。
しかしシャツの上に髪の毛が被さっているので、シャツを外すにはまず髪の毛を外さなければならないのです。
パーツも尖っているので外したり付けたりしている最中に塗膜を傷つける可能性大です。継ぎ目も気になります。
うーむ、どうしたものか・・・

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おっぱいの先っちょにはハート形のニプレスが付きます。
接着してしまうという野暮なことはしたくないし、どうやって固定しようか・・・

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瞳デカールが付属しています。しかし印刷がちょっとボケてる・・・
できれば筆塗りしたいが、つま楊枝の頭と比較してもご覧の大きさ。はたして描けるか?

と、出来は良いのですが、なかなか悩み所の多いキットです。
かのこんの源ちずるです。
アニメは見ていませんが、原作のラノベと合わせてHシーンが何かと話題になった作品だったようです。
キットの方もそれに負けないぐらいセクシーでキュートです。

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しっぽは結局1mmの真鍮線を挿すことにしました。2mmだとしっぽの方のダボを切り飛ばさなければ差し込めず、そうすると差し込みが浅すぎると判断したからです。

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複雑な形状の髪の毛です。キットの出来が良く、パーティングラインの段差がほとんどなかったのが幸いでした。これで出来が悪かったら死にます。
全体的に先端が丸かったので鋭くしました。

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接合面の合わせ込みは今回ほとんどありません。シリの割れ目とシャツの分割面ぐらいです。
いつもの通りメンタム&シアノンで隙間を埋めました。シャツは張り合わせたままペーパーを当てて継ぎ目を目立たなくさせます。
最終的に接着してしまうかキャストオフにするかはまだ悩み中です。

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シャツの裾部分です。原型は複製する関係上ある程度厚みを持たせなければなりません。
ここはお約束の工作、削って薄々にします。

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リューターで粉まみれになりながら削っていき、ペーパーで表面を整えました。
ノギスで測ったところ、一番薄い所で0.3mmでした。限界に挑戦してます(´Д`;)
今日この作業で一日潰れました。
下地処理はホント地味な作業です。特に今回のキットは奥まった所が多いので、サンドペーパーを細かく切った物をピンセットで挟んでひたすらチマチマと・・・
我ながら何でこんなことやってんのかと思う事があります。悟りを開くにはまだまだ修行が足りないようです。

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パーツを一通り磨き終えたので、傷チェックの為のベースホワイトを吹きました。今回もスプレー缶です。
お手軽さはスプレー缶が断然優れているのですが、コストパフォーマンスとしてはビンの方が良いような気がします。

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シャツのパーツは襟や腕の所を深く彫り込みました。布が重なった感じを出します。

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傷チェックが終わり、ベースホワイトをきれいに落としてメタルプライマーを吹きました。

今日の更新はまったく面白くなくてスミマセン。次回から塗装です。
源ちずるの塗装を始めました。
いつもは最初にサフレス肌の塗装を行うのですが、今回は髪とかしっぽの色のイメージが頭の中でなかなかまとまらず不安だったので、先にそちらの塗装をやっつけてしまうことにしました。

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まず髪の毛です。
アニメでの色や原型師さんの完成見本では少しトーンの落ちた暗めの黄色なのですが、自分の中ではもっと明るい色が良いと思いました。
何度か調色を試して塗料を無駄にした結果、基本色はホワイト+イエロー+ダークイエロー少々+オレンジ少々となりました。
この色にホワイトを追加してハイライトの色、イエローを追加してシャドーの色として3色のグラデーション塗装にしました。

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キツネの耳は髪の毛の基本色に少しダークイエローを足して吹き、縁をマホガニーで塗装しています。

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しっぽ。こちらも調色に悩みました。
根元は髪の毛の色に近い黄色、真中がダークイエロー+ホワイト+ブラウン少々、それにブラウンを少し足してシャドー、そして先っぽはホワイト+フレッシュ(肌色)です。
この後エナメルのブラウンで毛並みを筆塗りしてアクセントをつけようと思っています。

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シャツは最初にベースホワイトを吹いています。このような凹凸の多いパーツはどうしても細かい傷を消しきれないので、ベースホワイトのサーフェイサー効果を狙っています。
そして薄いブルーでシャドー。シャツの色はなるべく純白にしたいのでシャドーを吹くのはホントに奥まった所だけ、はみ出た所は乾燥してから#1500のペーパーでそっと削ります。その後ファンデーションホワイトを全体に吹いて色をなじませました。
後でパールを薄く吹いてもいいかも。

塗装はまだ続きます。
塗装の続きです。

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目をマスキングして肌のシャドーを吹きました。

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各パーツで色の濃淡が変わらないように少しずつ様子を見ながら肌全体をまんべんなく吹きます。

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耳の内側は赤みのあるキャラクターフレッシュ2を吹きました。猫の耳とかを見ると毛細血管が透けて赤みを帯びています。

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耳毛をホワイトで筆塗りしました。

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ソックスはマホガニー+ブラックでグラデーション塗装します。

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左足はソックスをマスキングして接地部分をブラックで塗ります。ここはもう一つのパーツと合わせて足跡の形になります。

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足の塗装完了。なんかエロいぜ

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上半身をマスキングしてパンツを塗ります。作例ではピンクでしたがここでは白にします。パンツは白に決まってます、譲れません。

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モールドの所をゾルでマスキングして薄く青を吹いてアクセントを入れました。

これで大体の塗装は終わりました。残りは目とチクビなのですが、目はとりあえず筆塗りで挑戦して失敗したらデカールを貼ることにしたいと思います。

つづく
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