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ミクがもう少しで完成なのですが、ちょっと空き時間が出来たので次のキット行きます。

次はこちら。

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電撃ホビーマガジン限定キット、風見みずほ -Ver.3- 。
竜人氏4年ぶりの新作です。
4年に一度とか、こち亀の日暮熟睡男かよ(笑)

しかしこんな貴重なイベントを逃す手はありません。速攻で予約しておりました。

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完成見本。
う~ん、エロい!!!!

それ以外に言う言葉なし!

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パーツ数は28
塗装のし易さを意識したパーツ分割になっており、パーツ数は多めです。
パーツの質はさすがのR.C.ベルグ製で文句なし。

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全てのパーツに軸穴の目印がある親切設計。

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足のパーツの合わせ目にちょっと隙間があります。

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背中、二の腕、手首に分割ラインあり。
手首は腕輪で隠れるからいいとして、背中と二の腕の分割線をどうしようかと今から悩んでいます。

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肩紐のパーツに左右の刻印があるのですが、これを切り取ってしまうとどっちがどっちか分からなくなってしまいそうなんでとりあえずこのまま仮組みします。

非常に中途半端ですが今日はここまで。

で、今回の製作ですが、サフレス塗装について詳しく教えて欲しいとのリクエストがありましたので、その辺をちょっとクローズアップして紹介していきたいと思っています。
今回の製作はサフレスをクローズアップすると前回書きましたが、私が初めてサフレスに挑戦したキットが奇しくも竜人さんの風見みずほ Ver.2でした。
塗装を何度もやり直してメチャクチャ苦労したのを思い出しました。

さて、サフレス塗装と一言で言ってもそのやり方は人によってさまざまです。それ以前にサフレス塗装と言う言葉の定義自体人によってバラバラだったりします。
「AFVのプラモをサフレスで仕上げました」
とか言う人もいます。

まぁ、それはそれでいいのですが、ここでのサフレス塗装と定義は「下地剤は透明なものを使いレジンの持つ透明感を損なわずに塗装する技法」です。
ここでの塗装方法は私がたまたまやっている方法で、サフレス塗装法の一つのやり方に過ぎないということまず言っておきます。

サフレス塗装をするにあたり、まず考えるのがそのキットがサフレス向きかどうかということです。
気泡が多かったりパーツの隙間が大きかったりするものはサフレス向きではありません。私がやっているようにレジンキャストで補修すると言う方法もありますが、あまり万人に薦められる方法ではありませんし、それなりに経験とノウハウが必要だったりします。
あと塗装後に合わせ目処理が必要なものもサフレス向きではありません。
その辺を確認しつつ仮組みや下地処理を進めていきます。

と言うことで今回の風見みずほの仮組みの続きです。
前回で肌の分割線があることが確認できたのですが、それをどうするか無い頭をしぼりつつ仮組みを進めます。

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ブラの紐と手の位置は仮組みできっちり確認しておきます。
無理があるようならお湯で矯正します。

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巻き髪には2mmの軸目印があるのですが、2mmを使うと組み立て後に軸線が見えてしまう可能性があるので1mmに変更します。

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前髪は4分割されているのですが先に接着してしまうと髪の毛が組めなさそうなので、塗装後に合わせ目処理をやる必要があります。

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一通り仮組み完了。
(・∀・)イイヨイイヨ-!!


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みずほ Ver.2もそうでしたがこの横チチのラインがタマリマセン。

もう一発(・∀・)イイヨイイヨ---!!!!

次から下地処理です。
みずほは下地処理の最中です。
今回のキットはパーツの質が非常に良いので、下地処理自体はそれほど時間はかからないのですが、先にパーツを接着する部分があるのでその合わせ目処理が必要になってきます。

ここでサフレス塗装における下地処理について少し書いておきます。

サフレス塗装は文字通りサーフェイサーを使わないので、サーフェイサーによる傷埋め効果が期待できません。
なので通常の下地処理より入念にパーツ全体を磨く必要があります。
しかしあまりピカピカに磨いてしまうとプライマーの食いつきが悪くなって塗膜剥がれの原因になります。
肌面にマスキングをしない場合はそれほど神経質になることはありませんが、マスキングをする場合は足付けが重要になってきます。
足付けとは傷が目立たない程度に適度に表面を荒らしておくことを言います。
適度にと言う曖昧な基準で申し訳ないのですが、この辺は経験的な判断になります。
参考までに、自分はだいたい240~400番でパーティングラインなどの処理をして600番もしくはスポンジやすりのスパーファインでフィニッシュしています。

そして少しでも傷が埋まるようにプライマーをたっぷりと吹き付けます。ただしモールドにたっぷり吹き付けてしまうとモールドが埋まってしまうのでその辺は加減が必要です。
プライマーを吹いた後傷が目立つようであれば、表面を1000番程度のペーパーで磨いてプライマーを2度吹きします。
これで強くて滑らかな下地が出来上がります。

以上、長くなりましたがサフレスでの下地処理についてでした。


ということでみずほの作業に戻ります。

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パーツ間の隙間埋めにはレジンキャストを使うのですが、食い付きを良くする為にリューターで溝を掘っています。

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レジンキャストをパーツに塗りつけたらもう片面に離型剤代わりのメンタムを塗ってから合わせてクランプで硬化するまで固定します。
あとははみ出たレジンをナイフとペーパーで整えればパーツの隙間埋めは完了です。

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目に瞳のモールドがあったので削ります。

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分割のある肌パーツですが、胴体上下と腕を先に接着出来そうだったので接着して合わせ目処理をします。
サフレスの場合塗装後の合わせ目処理は基本不可能です。先に接着できるパーツは極力接着して合わせ目処理をしておきます。

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髪の毛は複数パーツに分割されていたのですが、ギリギリ後ハメ出来そうだったのでここまで接着してしまいました。

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顔のパーツは少しでも後ハメしやすいように一部削っています。

もうちょっと磨いて最後のチェックをしてから塗装に入ります。
ベースホワイトを吹いては傷チェック&磨きを4回繰り返してペーパーがけ作業が終わりました。
最後にベースホワイトをきれいに落として中性洗剤&クレンザーで洗浄し、よく乾燥させてから接着面をマスキングしてメタルプライマーを吹きます。

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メタルプライマーは原液のまま、広い面はたっぷりと、モールド部分はちょっと加減して吹き付けます。
タレる寸前までたっぷり吹くのでたまにタレてしまうところが出てきます。
若干ですがペーパーの傷跡もあります。

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それらを乾燥後に1000番のペーパーで磨きます。
より滑らかな塗装面を作るために、結局全パーツをくまなく磨きました。

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メタルプライマーを再度吹きます。
2回目はメタルプライマーにうすめ液を20%程入れて少し希釈するとより滑らかな塗装面になります。

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先に接着した腕の部分。わずかに継ぎ目が見えます。

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レジンと同じ色に調色した色で継ぎ目部分を細吹きして継ぎ目を消します。
色はホワイト+キャラクターフレッシュ1を基本色にイエロー入れたりレッド入れたり、その時のレジンの色に合わせてその都度調整しています。

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目の部分をマスキング。
目を白で塗る人もいますが、私は透明感を出すためにレジンの地の色のままです。
カラーレジンの場合どうするのか?
答えは「カラーレジンのキットは作らない」です。

これで塗装の準備が出来ました。
次回はいよいよサフレス塗装です。
サフレス塗装に入ります。

まずは塗料の説明から。

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これがいつも使っているサフレス用塗料です。
配合はおよそですがクリアーレッド1、クリアーイエロー1、クリアー5。
これをうすめ液で3~4倍程度に薄めたものです。
アイボリーレジンの場合、若干黄色味が強くなるので、クリアーレッドを微量追加したりします。

サフレスに使う塗料としてはクリアー系(染料系)と顔料系がありますが、私はより透明感のあるクリアー系塗料を使っています。
どちらもクリアーで割ることで下地のレジンの透明感を生かします。
クリアー系塗料は色褪せがある、上から塗装した塗料に染み出すと言われていますが、色褪せについては何年持つか分かりませんが、4年程前に作った物は全く色褪せせずにいますのでそれほど神経質になってません。染み出しについてはきちんとクリアコートしてから塗装すれば染み出すことはありません。
クリアー系サフレス塗料の最大の弱点はパテ跡が目立つことです。ホワイトレジンにシアノンで補修してもパテ跡が目立ちます。
だから気泡埋めもレジンキャストを使っています。

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まずはシャドーを細吹きするのですが、細吹きするにあたり、エアブラシのノズルカバーを取っておきます。ノズルカバーを取ったほうがより細い線を吹くことが出来ます。
ちなみに私は後ろの噴出し調整ダイヤルも取ってしまっています。洗浄する時ニードルも外して洗浄するので邪魔だからです。

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サフレス塗料を紙に吹いた物です。
左側はほとんど見えませんが、5本の線があります。左から1回吹き、2回吹き、3回吹き、4回吹き、5回吹きです。
3回ぐらい吹いてやっと塗料が乗ったかなと分かる程度です。どれだけ薄いかが分かると思います。
コンプレッサーの圧はなるべく低く0.05MPaぐらい、塗装面とエアブラシの距離は3~4cmくらいです。

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まず先にシャドーを吹きます。ここでは便宜的にシャドー(影)と言っていますが、正確にはシェード(陰)です。
シャドーを吹いたところを赤い線で囲いました。
足はお尻の下側、ボディとの境界、膝の裏、足首、土踏まず、足の指のくぼみのあたりにシャドーを吹きます。

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ボディ前側。
顎の裏、鎖骨のくぼみ、胸の谷間、胸の下側、腋の下、肘の裏側、手首、ブラの紐部分、おへそ、腹筋の下側、パンツとの境界です。

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ボディ後ろ側
うなじ、肩甲骨、背中中央、ブラの紐周り、尻えくぼ、パンツとの境界です。

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顔。
髪の毛の生え際、目頭、耳の中、顎の下です。

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手。
手の平と指の間。手首。

基本的には陰になる所、くぼんだ所、衣服との境界に吹きますが、あまり陰にこだわっているとパーツの半分の面積は陰になってしまいますのでその辺はアバウトです。よりくぼんだ暗くなりそうなところと考えて良いでしょう。
衣服との境界は実際には陰影にならないこともありますが、ここでは模型的な見栄えを良くする為、メリハリを付ける為に吹いています。
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