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手が空いたので次の依頼品に着手します。
金剛に引き続き艦これです。

DSC_0963.jpg
もえのり(GLEMO)さんの夕立&時雨.。
原型師さん曰く、「複製業者ではなく手流しでの複製となりますので、バリ、湯口が大きく、パーツの欠け、パーティングラインの段差、気泡等多く発生しております。非常に難易度の高いキットとなり、相当の慣れと技術が必要となります」 だそうです(;^ω^)

DSC_0964.jpg
完成形はこんな感じ。
GLEMOさんというとスケール小さめで繊細で可愛らしいというイメージがありましたが、この夕立&時雨もそのイメージ通りの造形です。

DSC_0965.jpg
フィギュア関連のパーツです。
スカートや腕が単体ではなく二人分繋がっているのが特徴です。
パーツ数は74。スケールは1/9ぐらいでしょうか。

DSC_0966.jpg
艤装関連のパーツ。
魚雷発射管は足に、その他の兵装はフィギュア周囲に配置されます。

DSC_0967.jpg
ベースと帆。

パーツをざっと見ましたが確かに段差や気泡が激しいです。
サクッと仮組みしようと思いましたが、凹ダボが何箇所も埋まっていて簡単には組めませんでした(;´Д`)
こりゃ根気のいる戦いになりそうだ(;^ω^)
金剛の写真はもうしばらくお待ち下さい。

GLEMOさんの夕立&時雨の仮組みをします。
今回のキットはパーツの質があまり(と言うかかなり)よろしくないので、仮組みするだけでも結構大変です。

DSC_0973.jpg
凹ダボが完全に埋まってしまっている所が多数あります。
仮組みするにはまずこれらを掘り起こさなければなりません。

DSC_0974.jpg
肌パーツにデカイ気泡が(;´Д`)
うまくリカバリーしてサフレスに持っていけるかどうか・・・

DSC_0975.jpg
薄いパーツはだいたい穴が開いています。

DSC_0976.jpg
ベースはエアチョコ状態。

DSC_0977.jpg
上半身を合わせてたらこんなに広い隙間が。
間に何か別パーツが入るのかと思ったらそうでもない。どういうこっちゃ?!

DSC_0978.jpg
何とか仮組みできました。
造形はすばらしいですね。これでパーツの質が良ければ完璧だったのですが(;^ω^)
この造形の良さを損なわないように何とかきれいに仕上げてあげたい所です。
夕立&時雨の下地処理を始めます。
まずは肌パーツからです。
意地でもサフレスにする為、肌パーツの気泡埋めは基本レジンキャストを使う訳ですが、

DSC_0974.jpg
どのパーツもこんな状態なのでなかなか一筋縄にはいきません。
レジンキャスト液は表面張力がほとんどないので、曲面にある大きな穴は埋めるのが難しいのです。
とりあえず大きな気泡(と言うかもはや欠損)はマスキングテープやマスキングゾルで土手を作ってあふれないようにレジン液を流し込みます。
今までの経験から、レジン液を少量しか混ぜない場合、混ぜてからすぐにパーツに液をたらすとなぜか気泡がブツブツ発生します。
硬化直前にたらすと気泡の発生が抑えられます。
てなもんで、一度に何個も穴を埋められないので時間がかかります(;^ω^)

DSC_0979.jpg
大きな穴埋めが終わったらパーティングラインを消して小さな気泡を同様にレジン液で埋めていくのですが、その前に。
時雨の足に付いている舵ですがこのまま作業すると絶対折るので、先に根元から切り離しときます。
この方が下地処理作業が楽。

DSC_0980.jpg
処理の終わった時雨の肌パーツ。
ひたすら地道に気泡を埋めていきます。
小さい穴をレジン液で埋める場合、なかなか一発で気泡が消えてくれません。埋めても新たな気泡ができます。
一発で気泡が埋まる確率は5割程度です。
だから気泡ができたらもう一度ほじってレジンを流しての繰り返しです。これまたスゲー時間がかかります(;´Д`)

DSC_0981.jpg
こちらは同じく処理の終わった夕立の肌パーツ。
夕立ちゃんの鼻が無かったのには泣いた(;´Д`)
肌パーツだけの気泡を消すのに丸々1週間かかりました。
しかしこれはまだ序の口。
ベースホワイトを吹くと今度は微細気泡がコンニチワします(;´Д`)

先は長いぜ。
夕立&時雨の下地処理の続きです。髪の毛を処理します。
それと言い忘れましたが、この夕立&時雨も金剛と同様先にフィギュアを完成させて、艤装は後で作業します。

DSC_0989.jpg
時雨のお下げ髪を接着して一体化します。
お下げの根元は気泡の巣になっていたので、がっつり削って髪の毛の流れに沿ってパテを整形します。
他にも肝心なモールドの所が気泡で大きく欠損していることがあるので、造形力も必要になってきます。

DSC_0982.jpg
左側の髪の毛がループしている所が元から折れていました。
折れた部分は袋の中にあったのですが、そのまま使用してもまた折りそうなので0.3mmの真鍮線を芯にしてシアノンで造形しました。

DSC_0983.jpg
髪の毛の先端は半分近く欠損しています。
真鍮線を芯にしてシアノンで復活させます。
かなり面倒ですが、真鍮線の先端を少し露出させて鋭く削ると、髪の毛がシャープになって折れにくくなると言うメリットもあります。

DSC_0984.jpg
前髪と後ろ髪の継ぎ目が奥まで一直線で、少しでも隙間が開くと中の顔パーツが見えてしまいます。
あまりよろしくないので修正します。

DSC_0985.jpg
前髪の内側を少し削ります。

DSC_0986.jpg
前髪を削った分だけ後ろ髪をパテで盛り上げます。

DSC_0987.jpg
合わせると継ぎ目が目立たなくなります。

DSC_0988.jpg
夕立の髪の毛は複数のパーツに分かれているのですが、先に接着してしまうと奥が磨けなくなってしまうので、接着と継ぎ目消しは下地処理があらかた終わってからです。
仮組みの時に少し気になっていた部分を修正します。

DSC_0990.jpg
時雨の足パーツです。
艤装をホールドするパーツを足パーツで挟みます。

DSC_0991.jpg
図にするとこんな感じ。
足パーツと艤装パーツの断面が目線と水平になっているので断面が目立ちます。
隙間を極力小さくすればいいのですが、それも限界があります。
本来であれば足にホルダーが巻かれている状態であるはずなのに、このパーツの構成ではその表現ができません。

DSC_0992.jpg
パーツの接続構成を変えます。
足パーツの一段下がっている部分を盛り上げて、その分艤装パーツの方を削ります。
こうすることによって断面が隠れ、本来の構成に近い形になってより自然に見えます。

DSC_0993.jpg
修正後のパーツです。
足パーツの方はレジンキャストで盛っています。

DSC_0994.jpg
繋げるとこんな感じ。
この写真だとイマイチ効果が分かりませんね(;´Д`)

DSC_0995.jpg
夕立の方も同様に処理します。
こっちの方が分かり易いかな。
太もものむっちり感も出た気がします。
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