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綾波の方は塗料乾燥中の時間が多くなっているので、その間にジブリールの方を進めます。
とって~も地味で根気のいる下地処理です。

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今回はパテ盛りが多そうだったので、最初に離型剤を落とします。離型剤を落とさないと、せっかくつけたパテがポロっといきます。
本格的な洗浄は塗装前に行うので、離型剤を落とした後はブラシでゴシゴシせずに、中性洗剤に2~3時間漬けておくだけです。

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パーツが少なければ、最初に表面処理を全パーツ行い、その後に接合面合わせを行うのですが、今回はパーツも多く、合わせ込みも難しいので、表面処理をしながらパーツの合わせ込みも一緒にやります。

今回のキットの一番の難問は、1本の足に2体のボディーを合わせ込まなければならない所です。2つのボディーの接合面が寸分狂わず同じであれば簡単なのですが、いくら原型が精巧でもそうはいきません。

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まず裸の方のボディーと足を合わせました。足にシアノン、ボディーにメンタムを塗ってムニュっと合わせ、固まった後にはみ出た所をペーパーできれいに整形します。

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合わせ目の隙間が消えました。

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次にもう一方の水着のボディーと足を合わせます。この時は逆にボディー側にシアノン、足側にメンタムを塗って再度ムニュっとします。

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水着のボディーともキッチリ合いました。
これで1本の足が両方のボディーとぴったり合うことになります。

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次にボディーの下地処理です。ペーパーをかける前に、矢印の所を目立てヤスリで深めにスジ彫りします。彫り込む方向はちょうど矢印の向きです。
これによって重なり感(水着の布が折り重なっているような感じ)や別パーツ感(素肌の上に水着を着ているような感じ)を強調できます。

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次にブーツです。折り重ねの隙間がレジンで埋まってしまっています。

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極細ノミで彫り込みました。折り重ねた感じが際立ちました。
こうしたちょっとしたひと手間で、完成時の質がぐっと上がります。

下地処理はまだまだ続きます。
いよいよ目の描き込みです。
一番重要かつ難しいところです。

目を描く上で失敗しない方法は、
 1. いい筆を使う。
 2. 途中でクリアコーティングをこまめに行う。
だと思います。

筆はWINSOR & NEWTON Series7 No.000を使っています。穂先がピシッと揃ったとても良い筆です。
これを使うようになってから目の描きやすさが劇的に向上しました。
クリアコーティングは途中ラッカー系クリアでコーティングするわけですが、ゲームのセーブと同じで、もし失敗しても途中に戻れます。これはとても重要なことで、失敗しても大丈夫→精神的なプレッシャーがなくなる→筆運びが落ち着く、ということに繋がります。自分は目だけで4~5回のコーティングをします。

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という事で綾波の目の塗装ですが、まずラッカー塗料で眼球の影を薄い青で描きます。
ラッカーが十分乾いたらエナメル塗料で上睫毛と下睫毛を描きます。これで目の形が決まるので慎重に描き入れます。
ここで重要なのは、前髪をつけた状態で顔全体のバランスを見ること。写真をパソコンに取り込んで左右反転したり、この段階でお絵かきツールで瞳を描き込んでみたりしてバランスを確かめます。
バランスを確認後エナメルが十分に乾いてからクリアコーティング。

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黒目の輪郭、瞳孔、二重瞼、眉毛を描き入れます。ここでまたコーティング。
今回瞳孔が黒色だったので一度に描きましたが、通常は分けて描きます。

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レイプ目キターーー!!

瞳に色を入れます。
最初、顔料系のレッドを塗ったのですが、色がドギツくおもちゃっぽい目になってしまったので、拭き取ってクリアレッドで塗り直しました。
ここでまたコーティング。

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星を入れました。
よく言われることですが、瞳に命が宿る瞬間です。
そして最後のコーティングをします。

塗料の乾燥時間を十分に取るので大体1工程1日です。夜に筆で描いて乾燥、→朝ちょっと早起きしてクリアコーティング、→夜まで乾燥、というサイクル。今回は4回コーティングしたので、目だけで4日かかりました。
どうせ趣味でやっていること。ゆっくり確実にやった方が良いものが出来上がります。(と思わなきゃやってられんわ実際(´Д`;))
最後の仕上げになります。
ツヤを整える為、つや消しクリアーを吹く準備をします。

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今回水着はパールコートしているので、そのツヤを残す為に水着だけマスキングします。色を分ける訳ではないのでそれほどマスキング境界もシビアではありません。

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全パーツつや消しクリアーを吹きました。ここでも一回の量は少なく、複数回に分けて吹き付けます。

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顔はこんな感じ。マスキングのケバ立ちを避ける為、瞳にはマスキングしていません。

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水着のマスキングを外しました。ツヤにより素材の違い感が出ています。

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クリア乾燥後、瞳と唇と爪にエナメルクリアーを筆塗りします。

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組立です。
接着には真鍮線の差し込み口には引っ張りに強い瞬間接着剤、パーツ同士は衝撃に強いエポキシ接着剤を使っています。エポキシ接着剤はWAVEから出ているものです。レジンへの食い付きが良いようです。
接合後、クランプで固定します。

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台座をビスで付けて完成です。

塗装し直しもあり、こんな少ないパーツのキットでも完成までに3週間ちょっとかかりました。
もっとミスなくスムーズにできたらなぁ(´Д`;)
でもやり直したからこそ納得できる仕上がりになったと思います。

完成写真は後で改めてアップします。
綾波レイ 水着ver.の完成画像です。
パーツも少なく組みやすいキットなのですが、えらい苦労しました。
その分完成した時の感激も大きかったです。てなワケで今回は画像も多め。

SN3J0674.jpg
続きを読む ≫
黙々と下地処理を続けていますジブリールです。
この下地処理はメンドクサイのですが結構好きです。やっていると時間の経つのを忘れます。

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左腕は塗装前にくっつけても問題なさそうなので接合してしまいます。
右腕を後で付けたときにパーツ分割ラインが目立たないように、左腕の継ぎ目に深くスジ彫りを入れます。

これで大きなパーツはあらかた処理が終わりました。次は小さなパーツのディテールアップなぞしようと思います。

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手の甲に付く飾りです。付属の塗装例写真やPVC版ではメタリックっぽいブルーで塗装されています。
こいつをクリアパーツに置き換えようと思います。

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まずクリアに置き換える部分をデザインナイフで切り取ります。

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そして取り出したるはWAVEのH-EYES。大きさ的に丁度いいのでこいつを流用します。

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置き換える部分はドーム型dome.gifなのですが、H-EYESのパーツはレンズ型renz.gifをしています。少々削り込む必要があります。
真円を出す為に楊枝の先に両面テープでパーツを付け、それをリューターにセットしました。リューターを回しながらサンドペーパーをそっと当てていきます。
#400→#800→#1500→コンパウンド粗め→コンパウンド細め→コンパウンド仕上げ目、の順で磨いていきます。

SN3J0702.jpg
で、出来上がったのがこれ。
「こうかはばつぐんだ!」

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同じく胸のリボンの所もクリアパーツに置き換えました。

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さらにさらに、腰に付いている何だか分からない物体です。
これも手の甲のパーツと同じようなものなのでクリアパーツに置き換えます。
しかしこれは大きさが1cm以上あります。さすがにこんなでかいクリアパーツはありません。

SN3J0705.jpg
そこで、ちょうど家にあった3mm厚のアクリル板で削り出すことにしました。
まずPカッターとニッパーで大まかな形にします。そしてリューターにセット。
アクリルはプラより固いのでペーパーではなかなか削れません。最初はリューターのビットを当てて削りました。その後は上と同じ工程です。

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1個削り出すのに40分かかりました(´Д`;)
しかし苦労の甲斐あってこの透明感と輝き
塗装と組立が楽しみです。

つづく。
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